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5000
母乳を必要としている
赤ちゃんがいます。

About Human Milk Bank母乳バンクについて

母乳バンクは、「ドナーミルク(寄付された母乳)」を低温殺菌処理・冷凍保管・医療機関に提供する施設です。

母乳がたくさん出るお母さんから余った母乳を「ドナーミルク」として寄付していただき、適切に処理・管理し、

超早産・極低出生体重児(体重1,500g未満の赤ちゃん)が自分の母親から母乳を得られない場合に、

NICU(新生児集中治療室)の要請に応じて、「ドナーミルク」を提供します。

1909年に世界初の母乳バンクがウィーンで誕生して以来、現在、50か国750か所以上の⺟乳バンクがあります。

Why do babies need donor milk?なぜ「ドナーミルク」が必要なのでしょう?

⺟乳には超早産や極低出生体重で生まれた
⾚ちゃんの腸を
早く成熟させてくれる
物質が含まれています。

⺟乳には超早産や極低出生体重で生まれた⾚ちゃんの腸を早く成熟させる物質が含まれています。
しかし、早産の場合、なんらかの理由で母乳が出ない、または出ても赤ちゃんにあげられないケースがあります。
そんな時、⺟乳があげられるようになるまでの間をつなぐのが「ドナーミルク」です。

現在では、⽣まれたときの体重が1,000グラムに満たない未熟な⾚ちゃんが助かる時代になりましたが、
そんな⾚ちゃんたちの⽣死にかかわるのが壊死性腸炎という腸の⼀部が壊死してしまう病気です。
壊死性腸炎は、⺟乳で育てたときよりも粉ミルクで育てたときのほうが⾼い確率で起こることがわかっています。

ドナーミルクは、超早産や極低出生体重の⾚ちゃんの腸を少しでも早く成熟させ、
その赤ちゃんの命と将来にわたる健康を促進する役割を担っているのです。

01

未熟な赤ちゃんの免疫力を高め壊死性腸炎・慢性肺疾患・未熟児網膜症等の疾病を防ぐことができる。

02

静脈栄養期間の短縮・⼊院期間の短縮により赤ちゃんとその家族の負担を軽減できる。

03

未熟な⾚ちゃんに最善の栄養を与えられ、⻑期予後の改善ができる。

母乳バンクが必要な方の
事例

事例
01
妊娠22週5日の超早産で
超低出生体重児

⾚ちゃんは500g未満での出生、⺟親が精神疾患で⺟乳の意欲なし

事例
02
妊娠22週の超早産で
超低出生体重児

赤ちゃんは500g未満での出生、母親が感染症のため母乳を断念

事例
03
妊娠23週6日の超早産で
超低出生体重児

赤ちゃんは700g未満での出生、母親が子宮頚癌であり、抗癌剤治療を開始するにあたって断乳するため

事例
04
妊娠29週4日の極早産で
超低出生体重児

赤ちゃんは900g未満での出生、母親が高齢初産のため分泌が少なく、母乳不足と双胎だった

Our Role日本財団母乳バンクの
役割とは

⼀般財団法⼈⽇本財団⺟乳バンクでは、日本において年間に必要とされている5,000⼈の超早産児・極低出生体重児のドナーミルクを
適切に低温殺菌処理・冷凍管理し、安全に提供できる体制を構築することを⽬標に活動しています。
また、ドナーミルクの栄養価や超早産児・極低出生体重児の経腸栄養に効果的な⽣理活性物質量も測定分析することで、
オーダーメイドのドナーミルクを提供できる研究体制を構築しています。

01
ドナーミルクの安定供給

国内ニーズを満たす年間5,000⼈分の低温殺菌処理されたドナーミルクを安定的に提供できる体制を構築します。

02
ドナーミルクの安全性と効果の調査研究

超早産児・極低出生体重児の成長を促すドナーミルクの栄養価や⽣理活性物質量を測定分析することで、オーダーメイドのドナーミルクを提供できる研究体制を構築します。

03
母乳バンクに関する周知啓発

より多くの赤ちゃんの命を守るために、母乳バンクの活動をウェブサイトやイベントなどで発信していきます。

 

Contact母乳を必要としている
赤ちゃんがいます。
⽇本では年間5,000人の超早産・極低出⽣体重の
⾚ちゃんが⺟乳を必要としています。