日本財団母乳バンクの新施設が完成し、2022年4月1日より本格的に稼働を開始します。新施設の完成を記念して、2022年3月16日には記者発表及び内覧会を実施しました。
日本財団母乳バンクは、常時5,000ℓ以上の母乳を保管できる国内最大規模の母乳バンク(※1)です。本施設では早産・極低出生体重の赤ちゃんへのドナーミルクの提供に加え、併設された研究室で母乳の成分を分析、レシピエントごとに最適なドナーミルクを提供する、世界初(※2)のオーダーメイドのドナーミルク提供体制確立を目指します。
※1)母乳バンクは、寄付された母乳(「ドナーミルク」)を低温殺菌処理し、医療機関からの要請に応じて超早産・極低出生体重児に提供するための施設です。
※2)2022年現在、世界50か国750ヵ所にある母乳バンクのうち、オーダーメイドのドナーミルクを提供している母乳バンクはありません。
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