伊藤研究生らの論文「Microbiota in human breast milk: Noninfectious mastitis versus without mastitis」がPediatrics Internationalに掲載されました。この研究では、非感染性乳腺炎への罹患が母乳中細菌叢にどのような影響を与えるかを調べました。乳腺炎群の母乳は対象群の母乳に比べて母乳中細菌叢の多様性が減少し、また、Rothia属菌との関連が示唆されました。特徴的な細菌叢の同定により、早期診断および治療につながることが期待されます。