伊藤研究生らの論文「Immunological factors and macronutrient content in human milk from women with subclinical mastitis」がJournal of Human Lactationに掲載されました。この研究では、症状のない不顕性乳腺炎への罹患が母乳成分に与える影響を調べ、授乳における適切性を評価しました。不顕性乳腺炎群の母乳では乳児の成長を助ける免疫物質とタンパク質が増加し、ドナーミルクとしての使用を含め、授乳に成分的な問題がないことが示唆されました。今後、さらに不顕性乳腺炎への理解が深まることが期待されます。
論文は以下のURLよりご覧いただけます。
https://doi.org/10.1177/08903344241297585