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【5/1申請開始】ドナーミルク利用研究奨励金制度について

2023.04.14
お知らせ

この度、日本財団母乳バンクは、さらなるドナーミルク使用施設拡大を目指し、「ドナーミルク利用研究奨励制度」を設けることといたしました。

母乳バンクは、NICUに入院している早産・1500g未満の極低出生体重の赤ちゃんに、自分のお子さんに与える以上に多く母乳の出るお母さんから寄付された搾母乳を低温殺菌処理・細菌培養検査を経て冷凍保管した「ドナーミルク」を提供する仕組みです。1909年に世界最初の母乳バンクがウィーンに誕生して以来、全世界では60カ国750カ所以上の母乳バンクが稼働していますが、日本では対象となるNICUのうち、母乳バンクに登録してドナーミルクを導入しているのは約4割程度にとどまっています(2023年3月末現在)。

そこで、日本財団母乳バンクでは、ドナーミルクをまだ導入していないNICUの医療従事者にドナーミルク利用研究奨励金を提供することで、全国各地のNICUにおけるドナーミルク利用を促進する本奨励金制度を設けることといたしました。
本奨励金制度では、新規に日本財団母乳バンクのドナーミルク使用施設登録をした施設(NICU)の医療従事者を対象に、ドナーミルク利用に関する研究を支援します。

ドナーミルク使用施設登録をされた施設にご所属の医療従事者の皆さまは、募集要項をご参照の上、ぜひ奮ってご申請ください。
【募集要項・申請書ダウンロード(申請期間:2023年5月1日~2024年3月31日23:59)】
【申請概要】
  • 申請期間:2023年5月1日(土)から2024年3月31日(日)23:59 
  • 申請方法:申請期間中に日本財団母乳バンク、バンク室メールアドレス(bank@milkbank.or.jp)宛てに記入済の申請書・概要書1-2(別紙1)を添付して送付。
【ドナーミルク利用研究奨励金制度について】

◆支援対象となる研究
日本財団母乳バンクのドナーミルクを利用した研究
例)
○症例研究:母親の疾患治療のため早産となり、長期にドナーミルクを使用した症例等
○レシピエント家族への対応に関する研究:レシピエント家族のケア、ドナーミルク使用同意率向上のための説明の工夫等
○導入前後における静脈栄養期間、壊死性腸炎、慢性肺疾患、未熟児網膜症罹患率、母乳率の比較研究、

◆募集対象者
本奨励金制度公表後の2023年4月17日以降に日本財団母乳バンクのドナーミルク使用施設登録を行った施設の医療従事者50施設50名。
※募集は1施設1名のみに限定

◆研究奨励期間
2023年6月1日(土)から2024年12月31日(火)まで。

◆支援金額
1施設1名500,000円とします。

◆支援対象経費
研究の実施に直接必要な下記費目に該当する経費を対象とし、計画と経費が具体的かつ合理的に構成されていることを求める。
・旅費交通費、学会参加費、人件費、消耗品購入費、印刷費、雑費

◆選考方法
当法人にて厳正な審査選考を実施

◆選考結果通知
申請に対する採否の結果は、申請から1か月以内にメールで通知。

 

Contact母乳を必要としている
赤ちゃんがいます。
⽇本では年間5,000人の早産・極低出⽣体重の
⾚ちゃんが⺟乳を必要としています。