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研究活動研究内容

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様々な形での母乳利用

災害用粉末母乳

災害時、乳児は感染症などに罹患しやすく、その予防のために母乳栄養の継続が推奨されています。しかし、災害時には母子分離の発生やストレスによる母乳分泌の低下など、様々な要因で直接授乳が困難になる場合があります。

凍結乾燥によって母乳中の水分を除去することで、常温での長期保存が可能となり、災害時でも母乳栄養を継続できる可能性があります。海外には、提供された母乳を低温殺菌後に凍結乾燥し、粉末として保存・配送している母乳バンクも存在します。粉末母乳の長期保存実験を行った上で品質に問題がないことが確認されれば、災害時にはウシ由来の粉ミルクではなく、備蓄した粉末母乳を利用できるようになるかもしれません。

 

Contact母乳を必要としている
赤ちゃんがいます。
⽇本では年間5,000人の早産・極低出⽣体重の
⾚ちゃんが⺟乳を必要としています。